不妊の原因にもなる多嚢胞性卵巣症候群について

不妊の原因として、何らかの理由で排卵がうまくいかない、排卵障害というものがあります。排卵障害にもいくつかの種類がありますが、その中でもっとも多い理由が多嚢胞性卵巣症候群です。症候群というと、病気みたいな感じがして怖いですが、病気といより、病態で、その状態になっている…ということです。多嚢胞性卵巣症候群は名前が長いので、英語の名称を略して、PCOとかPCOSと呼ばれています。

赤ちゃんの元となる卵子は、卵胞という袋の中に入っていて、生理が始まるとその卵胞が大きくなっていきます。排卵の時期に近づくと、その袋が破裂し、中からポロっと卵が出てきます。これが排卵です。しかし、多嚢胞性卵巣症候群の人は、卵胞が大きくなっても、なんらかの理由で袋が破けず、排卵できません。卵胞はだいたい毎月1つか2つが大きくなって排卵にいたりますが、袋が破けないので、大きくなった卵胞が卵巣の中にいっぱいたまってしまいます。たくさんたまった袋は卵巣内の壁にくっついて、パールのネックレスのように見えます。これが、多嚢胞性卵巣症候群のネックレスサインです。

正常に排卵されないため起こる状態なので、妊娠しにくくなります。しかし、この状態も人によって様々で、たまに排卵できていないだけの人も、完全に無排卵の人もいます。もし、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたら、排卵誘発剤を使って排卵を起こしたり、太り気味の方はダイエットをして改善していきます。それは、多嚢胞性卵巣症候群の人は、太りやすい体質の方に多いためです。食事や運動でホルモン環境を整え、正常に排卵が起こることを目指します。

多嚢胞性卵巣症候群は両音波検査(エコー)や、血液検査によるホルモン値によって判明します。すぐに診断結果が出るので、生理の周期が長い、しばらく来なかったあとの生理で経血の量が多いと感じた人は、検査してみてくださいね。

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